みなさんこんにちは、ぐら子です。
突然ですが、みなさんは韓国語を勉強し始めてどれくらい経ちましたか?
「半年。」「1年。」
はたまた「数年以上」という方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
「ずっと勉強してるのに、全然話せるようにならない。」
こんな方、かなり多いかと思います。
まさに私も、時間と労力をかけて一生懸命勉強していたのに
全然思ったように話せない日がずーっと続いていました。
この記事では、
- 毎日コツコツ勉強してるのに、会話中何度も言葉に詰まる。
- 言いたいことを韓国語にできず、どもってしまう。
- 結局「話す」ためには何が大事なの!?
こんな方に向けて、韓国語が話せる人に共通していた「たった一つのこと」をお伝えしたいと思います。
Contents
結論:頭の中で文章を組み立ててない。
私はこれまで、韓国での生活やCAという仕事を通して「韓国語をスラスラ話す人」に何度も会ってきました。
その人たちに共通していたこと。それは、
頭の中でいちいち文章を組み立てていない
ということでした。
私たちって、韓国語をある程度勉強してきたので初級程度の文法や単語は知っていますよね。
でも「話す」となると知っているだけじゃダメで、頭の中にある知識をひっぱり出して、組み立てて、口に出さなきゃいけません。こうして初めて「韓国語を話す」ということになります。
でも私は、この組み立て作業にものすんごーーーーーーーく時間がかかっていました。
あなたもきっとそうじゃないでしょうか?
韓国人の先生の言葉をなんとか聞き取って、さぁ思ったことを言葉にしよう!と思っても
いざ口に出すとなるとパッと出てこず、
「うーんと、えーっと、あの、、、モルゲッソヨ」
(終了)(諦め)(メンタル崩壊)
私が出会ってきた「韓国語をスラスラ話す人」たちは、頭の中で文章を組み立てている気配がまるでなかったんですよね。考えることなく勝手に口から出ている感じ。
言い換えると、「韓国語をスラスラ話す」ということにおいては
- 「何も考えずに言えるフレーズ」をどれだけ沢山持っているか
- 頭の中で組み立てる回数や時間をいかに少なくするか
これらを突き詰めることが肝だなぁと思ったんですよね。
こうするとスピードが上がって「スラスラ話せる状態」に持っていくことができるなぁ、と。
例えばの話なんですが、「今日の晩ご飯は地鶏の釜飯にする」と考えてみてください。
ごぼうと人参、しいたけを切って、塩・醤油・砂糖を合わせて。鶏肉も仕込んで。めっちゃ時間かかります。15分はかかりますね。
でも別の人は、最初から具材と調味料が組み合わさってる「地鶏釜飯の素」を炊飯器に入れて、終わり。
多分お米洗って、袋開けて入れるだけなので、1分くらいでしょうか。
始めから組み合わさったものを使うだけの方が圧倒的にスピーディーですよね。
間違いもありません。
なので、この組み合わさった素をたくさん持ってるほどスラスラと話せるようになるんです。
チンジャオロースの素、麻婆豆腐の素、回鍋肉の素。
あればあるほどスピーディーに文章が出来上がります。
じゃあ、手持ちの組み合わさった具材を増やすには具体的にどうしたらいいのか?
それは、
フレーズが染み込むまで何度もつぶやく。言い続ける。
ことです。
これが「韓国語を話せるようになる人とならない人」の最大の違いです。
結局は「量」がすべて
そう、これって結局「量」が全てなんですよね。
私が韓国語を詰まることなくスラスラ話せるようになった理由は
「留学したから」でも「頭がよかったから」でも「才能があったから」でもないんです。
振り返ってみると、
- テキストの会話文を一冊丸暗記
- 「星から来たあなた」のチョンジヒョンのセリフをそっくりそのまま真似する
これを徹底してやっていました。私が話せるのは「量を多くやっているから」です。
本当に、たったそれだけなんですよね。
私よりも話せる人って周りに何人もいるんですが、その人たちはもっとやってます。
- ひとつの表現を100回200回染み込むまで唱え続けることができる人
- 同じ映画を100回みてセリフを完コピする人
- 口が回らないし嫌になってくるけど、それでもやる人
これをやってて話せない人っていないんじゃないかと思います。
量がすべてってことは、誰でもできます。
韓国語は誰でも習得できるんです!
量さえやれば。
「つまらないし時間もかかるからやりたくない」っていう気持ちもあると思います。
でも好きな教材やドラマを見つけて、沢山のフレーズを何度も何度も何度も何度もつぶやいて自分のものにしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
韓国語をスラスラ話せる人は
- 頭の中で韓国語を組み立てる時間が極限まで短い人。
- つまり、たくさんの「すでに組み立てられた表現」を頭の中にストックしていて、何も考えずにポンっと出せる人。
- そしてそれを増やすには「量しかない」ということ。
でした。
たくさんの人が知識習得に多くの時間を掛けていますが、練習にはそれほどの時間を掛けていないと思います。
この部分をすっ飛ばすと韓国語は話せないです。
単語や文法を勉強することをゴールにせず、話せるように何度も口に出して、練習して、染み込ませましょう。
言語って絶対努力を裏切らないです。
やったらやっただけ結果に出ます。
何度もやると絶対に話せるようになると信じて、また今日から韓国語の勉強がんばっていきましょう!
それではまた、アンニョン!